ルーツはつづく

心無い言葉で、人を傷つける事は簡単だ。

言われたくないことを、言われたくないときに、言われたくないように

相手に言い放てばいい。


多くの場合、そういったことで人間関係にヒビが入ったり、

取り返しがつかなくなったりするが、

問題なのは、有象無象の世の中で、いつ自己責任を全うするのか

ということだと思う。


ありがちなのは、相手を気遣うことより、

どちらが良くて、どちらが悪いかを言い争う事だ。

どちらがどちらでも、問題は解決しないが、「自分は悪くない」と主張したがる。
主張が通用しないと、「仕方がなかった」とか、無言無口の現実逃避か、風化を狙う。

場合によっては、第三者を巻き込んで、不遇不満をもらしはじめる。


過去から現在までにかけて、どこに責があるのかを議論しあう事も大切ですが、

現在から未来にかけての補償を考える時間こそ大切です。

問題についての責任の言及をする時間をかけてる間も、

相手の傷は広がるばかりだから。


故意でも過失でも、誰かを傷をつけたなら、

自分の言動について認めない限りは、前に進めないのだけど、

多くの人が、実態の見えない「責任」「補償」「許し」というものから逃げたがる。

大事な人を大事にしたいなら、いつも「立場と役割」について考える必要がある。



結局は、おおざっぱに考えて、

大事なものがなければ失わないと考えるか、

こだわって、

大事なものを築くから失わないようにするか、

努力か、怠惰か「両極」が常に問われる世の中だな。


一生懸命だと知恵が出る

中途半端だと愚痴が出る

いい加減だと言い訳が出る

しらを切れば反吐が出る。

ケモノと神の戦いは続く


武田信玄はよく知らないけど、まあまあよくいったものだ。

つけたしとこ。












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